秩父産ナス「菜色美人」出荷規格の統一を図る
JAちちぶ園芸部会は、平成28年7月25日、同JA小鹿野集出荷所にて、同部会のナス出荷者を対象に、「夏秋茄子規格講習会」を開きました。
生産者、市場関係者、JA職員、県秩父農林振興センター職員など23人が参加しました。秩父産ナスの出荷の最盛期を迎え、意識や品質の向上を図ります。
新井正夫部会長は「とても良い品質のナスが出荷されている。生産者それぞれの知識や経験を共有し、更に高い品質のナスを出荷し、市場の信頼に応えるナスを栽培してほしい」などと話しました。
講習会では、規格、LLから始まる等級10種の重量・色・ツヤ・曲がりなど、実物を用いて丁寧に説明があり、生産者や市場関係者らは、意見交換をし、規格の統一を図りました。
市場関係者からは「秩父産のナスは、市場でも非常に評判が高く、安心して買い手が購入していく。これからも選果選別をしっかりし、良質なナスを出荷してほしい」などと声がありました。
同部会の主力農産物は、キュウリ・ナス・インゲンです。ナスは、JA全農さいたまブランドの「菜色美人(さいしょくびじん)」として東京市場に出荷し、品質の高さや規格の統一性が好評です。毎年、植付け時期の植付け講習会、出荷初期や中間に出荷規格講習会や現地検討会、共進会などを開き、生産者全体の底上げを図ります。
今年度6月末の秩父産ナス出荷量は、約1.9tです。