「秩父かぼす」販売開始

JAちちぶカボス部会は、9月8日、埼玉県皆野町、道の駅みなの敷地内、皆野農産物直売所前にて、秩父産カボスの販売開始イベントを開き、「秩父かぼす」のPR販売をしました。
 部会員は「今年も良いカボスができている。多くの人に秩父のカボスを味わってほしい」と話しました。
JAでは、直売所を情報発信の拠点の一つとし、農産物のPR活動と、販売拡大につなげています。
同部会員やJA職員、県秩父農林振興センター職員らが参加し、焼きしいたけや炊いた白米、ちちぶ菜漬にカボスの果汁をかけたものを試食提供しました。
購入者は「さっぱりした酸味でとてもおいしい。これからの時期は焼き魚にかけてもおいしそう」などと話しました。
同部会で栽培する「秩父かぼす」は、主に山の傾斜を利用し、南面の畑で栽培します。県産ブランド推進品目にもなっていて、香りや味が良いと出荷先から好評です。
販売は主に地域の農産物直売所や道の駅でしています。ジュースやゼリー、ジャムなどの加工品にも利用され、好評です。
2014年には、関東の大手食品スーパーマーケットの「ベルク」にて、試験的に「秩父かぼす」を販売しました。購入者から好評だったことから、15年から本格的に販売も始めています。
 9月上旬から出荷が始まり、11月中旬から12月までは「ゴールデンカボス」として、黄色いカボスを出荷します。