「秩父かぼす」販売開始
秩父地域で栽培される県産ブランド推進品目「秩父かぼす」の出荷が今月から始まりました。さわやかな秋の風味が、JAちちぶ管内の農産物直売所や道の駅、地元小売店などで販売されます。
「秩父かぼす」を栽培するJAちちぶカボス部会は、平成28年に秩父カボス生産組合と小鹿野カボス部会が統合して設立しました。中山間地域の日当たりの良い山の斜面や気温の寒暖差を利用して栽培し、香りや味に評判があります。
今年の作柄は、去年が豊作だったこともあり、去年と比べ若干収量が少ないですが、質は同様に良いものとなっています。
「秩父かぼす」は9月から10月まで出荷され、11月から12月には「ゴールデンカボス」として成熟した黄色いカボスが出荷されます。成熟したカボスは、爽やかな酸味とほのかな甘味が楽しめます。ジュースやゼリー、ジャムなどの加工品にも利用されます。