「秩父きゅうり」共進会 優等賞に小鹿野町の新井俊洋さん

 JAちちぶ園芸部会は令和3年10月12日、令和3年度抑制胡瓜立毛共進会を開きました。秩父地域内の14戸の圃場を審査し、小鹿野町の新井俊洋さんが最高位の優等賞に選ばれました。
 共進会は生産者の栽培技術や品質、意識の向上を図ることを目的として行われました。部会員や種苗会社、県秩父農林振興センター、JA職員ら15人が審査員として出席し、生育状況や管理状況、病害虫、収量見込みなどを総合的に審査しました。
 審査員長を務めた振興センターの岡山研部長はあいさつで「本日のポイントは『これからの栽培管理をどうするか』と『新しく導入した品種の育成状況の確認』の2つで、産地にとって重要な一大事。ここを越えることにより、5年後、10年後の姿が見えてくる」と話しました。
 また同日、JA小鹿野集出荷所で講習会を開き、部会生産者約30人が参加しました。センターや種苗会社からは、審査圃場の講評とともに、今後の栽培管理について資料を基に説明がありました。