「秩父きゅうり」本格出荷始まる
JAちちぶ園芸部会は、平成29年3月下旬から、JA小鹿野集出荷所にて、東京青果市場各社への「秩父きゅうり」(半促成胡瓜)の本格出荷が始まり、活気付いています。今年度の出荷の出だしは好調です。
出荷は、2月上旬に定植をしたものが、3月1日から始まり、部会全体として、下旬から本格的に始まりました。
今年度の生育状況は、雨量不足はあったものの、天候には恵まれ、良好に生育しています。
出荷者からは「今年も良いものが出来ている。これからどんどん出荷量が増えてくる。秩父のおいしいキュウリを多くの人に食べて欲しい。」などの明るい声が上がっています。
同部会の主力農産物は、キュウリ、ナス、インゲンで、それぞれ栽培指導を担当する指導部と市場との交渉や規格の統一化などを担当する販売対策部があり、生産から流通まで全てを部会が行います。主力の「秩父きゅうり」は、県産ブランド推進品目で、有機質肥料の施肥を義務付け、土壌診断に基づき施肥設計します。秩父地域の自然豊かな環境で栽培され、出荷先からは、味が濃く香りが良いと高く評価されています。