「秩父きゅうり」7月上旬まで出荷継続目指し巡回指導

 JAちちぶ園芸部会胡瓜指導部は令和3年6月1日、同部会のキュウリ出荷者を対象に、今年2回目となる巡回指導を行いました。同指導部員、種苗会社、県秩父農林振興センター職員、JA職員ら8人が各圃場を巡回。生育や管理、病害虫の有無などを確認し、圃場に応じた指導をしました。
 同部会の「秩父きゅうり」は、有機物主体の土壌と昼夜の寒暖差、きれいな水により育てられた、味と香りに高い評価を受ける県産ブランドです。現在出荷の最盛期を迎えており、7月上旬までの出荷継続を目指します。そのため巡回では、キュウリの樹勢維持のため、根の再活性に重点を置き助言が行われました。
 また梅雨での湿度上昇により発生する病気への対策、土壌の水分量増加による酸欠症状についても注意を促しました。病気については土壌に菌が残ることで、次期作にも影響が出ることから、防除の徹底が求められました。
 巡回の講評は文章にまとめられ、後日部会員に配布されます。