秩父夜祭で特産「あんぽ柿」を販売

秩父地域は、自然が豊かな環境で冬の寒さを生かし、昔から干し柿の生産が盛んです。

平成30年12月3日の夜、JAちちぶ柿部会は、秩父市にあるJA本店前にて、「秩父夜祭」で賑わう中、地域の特産農産物の一つ、あんぽ柿の販売をしました。

 

秩父夜祭が開かれた街中は、人が溢れ、太鼓と花火の音が轟きます。部会員3人が参加し、地域で生産したあんぽ柿を販売。夜祭の観光客らはあんぽ柿を目当てに集まり、買求めました。

購入した観光客は「あんぽ柿が好きなので、秩父のあんぽ柿が買えて良かった。良い土産になった」と喜びました。

 

秩父夜祭は、日本三大曳山祭の一つで、平成28年12月には、屋台(山車)行事と神楽(かぐら)がユネスコ無形文化遺産に登録されました。2日(宵宮(よみや))3日(本祭(ほんまつり))の2日間行なわれ、今年は約28万人が訪れました。

 

地域のあんぽ柿の主な販路は、市場やJAの農産物直売所などです。12月上旬から2月まで出荷されます。

あんぽ柿は干し柿の一種だが、硫黄薫蒸(いおうくんじょう)により普通の干し柿より水分含有量が高いです。また、日光を当てずに室内で干すため、従来の干し柿に無い色の鮮やかさや、果肉の柔らかな食感が特徴です。同部会では、蜂屋柿・平核無(ひらたねなし)を使います。

 

良質なあんぽ柿の生産

良質なあんぽ柿の生産

 

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