いちご圃場共進会

JAちちぶいちご部会は、令和2年2月19日、「第5回JAちちぶいちご部会圃場共進会」を開き、最高順位の埼玉県知事賞には、秩父市下吉田「冨田農園(冨田武大さん)」の「やよいひめ」が輝きました。
同共進会は秩父地域のいちごの安心・安全・高品質と生産技術を高め、観光客に喜ばれるイチゴの生産。各農園経営の発展と所得増大を目的に開きます。
当日は部会に所属する31農園のうち、9農園を審査しました。県秩父農林振興センターの新井一仁農業支援部長が審査長を務め、県農業技術研究センター職員やJA職員、行政職員ら12人が審査員として各圃場を巡回しました。
品種特性を踏まえた上で、生育の揃い、果実の着生や色、形などを総合的に審査したほか、観光客に配慮した室内外の施設の整備など施設管理も審査しました。
地域でのイチゴ栽培は、「やよい姫」「とちおとめ」「紅ほっぺ」「章姫」「かおり野」を主な品種として、県育成品種「あまりん」「かおりん」など多品種を栽培します。
車椅子やベビーカーで乗り入れられる農園も多く、大型ビニールハウスの中で、大人から子供までイチゴ狩りが楽しめます。 
開園時期は、1月頃からはじまり、遅い農園では6月中旬までです。
次点は以下の通りです。
県秩父農林振興センター所長賞に秩父市下吉田「ただかね農園(髙野宏昭さん)」の「かおりん」
秩父市長賞に秩父市下吉田「いちごの森あかずきん(宇津木俊昭さん)」の「やよいひめ」
秩父郡町村会長賞に秩父市下影森「秩父フルーツファーム(新井將之さん)」の「あまりん」
秩父観光農林業協会長賞に秩父市黒谷「和銅農園(田口直樹さん)」の「やよいひめ」
横瀬町長賞に横瀬町「小松沢レジャー農園(町田裕さん)」の「やよいひめ」
ちちぶ農業協同組合長賞に秩父市寺尾「内田農園(内田晃司さん)」の「紅ほっぺ」