きのこ共進会開催 良質しいたけ出揃う

 埼玉県きのこ振興会は令和5年1月27日、横瀬町の「道の駅果樹公園あしがくぼ」で、第39回埼玉県きのこ共進会を開きました。
 県内各地域から出品された、生しいたけ(原木)の部13点、生しいたけ(菌床)の部3点、乾しいたけの部13点を審査。県寄居林業事務所や料理研究家、市場関係者ら審査員6人が、形状・肉厚・色あい・荷姿などを総合的に評価しました。
 最高順位の県知事賞には、秩父市の宮原善洋さん(生しいたけ(原木)の部)、秩父市の町田一郎さん(乾しいたけの部)が選ばれました。
 振興会の山田喜久会長は「今年は気温が低く、栽培が大変だったが、生産者の努力で最高のシイタケが並んだ」と話しました。
 しいたけは審査後に展示し、翌28日に道の駅内で販売。利用者らで賑わい、好評のうちに完売しました。