でんしゃdeマルシェ~いちご大集合~に参加
秩父鉄道株式会社は、平成30年2月24日、特別臨時列車「でんしゃdeマルシェ~いちご大集合~」を初めて運行しました。
秩父地域の観光農園への集客数や所得の増大を図るため、JAちちぶや秩父観光農林業協会、県秩父農林振興センターの職員ら3人が参加。地域の代表的な観光農業の一つである秩父いちごをPRしました。
列車には、イチゴをイメージしたデザインのヘッドマークを付け、熊谷駅から秩父駅間を運行。車内にイチゴの甘い香りが立ち込める中、シノン洋菓子店(店舗:熊谷市)によるいちごスイーツ作り体験(予約制)。秩鉄商事スタッフによるいちごスイーツなどの販売。JA職員らは、JAいちご部会が用意した、イチゴ(やよい姫・とちおとめ)の試食や販売、パンフレットの配布を行ないました。
乗客らは、「甘くてとても美味しい。長瀞に行く予定だったので、イチゴ狩りも体験してみる。良いおみやげになった。」と喜びました。
秩父駅到着後、同社に事前予約をしていた乗客らは、「秩父フルーツファーム」へ、いちご狩り体験に同園の送迎バスで向かいました。
地域の各農園では、「やよい姫」「とちおとめ」「紅ほっぺ」「章姫」「かおり野」などを主な品種として、約6.5ヘクタールで栽培します。
開園時期は、1月らはじまり、遅い農園では、初夏の6月中旬までイチゴ狩りが楽しめます。夜間の気温が低くなるため、昼夜の寒暖の差が大きく、イチゴに甘味がのります。ほとんどの農園がエコファーマーの認定を受け、環境にやさしい農業に取り組んでいます。
自然に恵まれた環境で、温泉や札所(ふだしょ)などの観光スポットも多く、観光農園に適しています。
今後地域では、秩父市の羊山公園の芝桜(4月下旬頃)などが見頃を迎えます。