カボス共進会
埼玉県西北部特産協会は令和6年9月19日、秩父市の県秩父農林振興センターで「秩父かぼす」の第1回かぼす共進会を開きました。
JAちちぶカボス部会の部会員が栽培したカボス(大分1号)10個(約1キロ)1セットで13点を出品。最高位の秩父農林振興センター所長賞には、新井寛一さん(秩父市)が選ばれました。
同振興センターや特産協会員、JA職員ら審査員8人が、外観、重さ、径、搾汁率、糖度について、観察や実測により採点しました。振興センターの芝領一主任は「出荷をする中で、品質の均一度を揃えるのは大変だったと思う。搾汁率や糖度が高いカボスが上位になった」と講評しました。
同部会には34人が所属。秩父市吉田地区や小鹿野町で栽培する「秩父かぼす」は無農薬栽培で、皮まで料理に使えるのが特徴です。2024年産は、きれいで質が良く、例年より大きく育ちました。昨年の生産量は23・5トンです。
その他の受賞者は次の通り。
▽秩父市長賞=上井克彦(秩父市)▽小鹿野町長賞=新井初男(秩父市)▽埼玉県西北部特産協会長賞=新井瞭寿(秩父市)▽ちちぶ農業協同組合長賞=新井重張(秩父市)▽奨励賞=播磨和夫(小鹿野町)・新井信義(秩父市)