コンニャク圃場巡回

 埼玉県西北部特産協会とJAちちぶ蒟蒻部会は令和6年8月29日、部会員の圃場を巡回し、育成状況や病害虫の有無を確認しました。
 部会員や県秩父農林振興センター、JA職員ら8人が参加し、部会員3軒の圃場を巡回。圃場を確認しながら栽培管理について意見交換を行い、栽培技術向上を図りました。
 コンニャクは病気に弱く、栽培には強風が多い地域や過湿しやすい土壌を避けます。秩父地域では、巡回日前に雨が続いたことで圃場が多湿となり、一部で病気の発生がありました。
 JA営農指導課の清川完司職員は、草丈の揃いを確認し「育成は順調。収穫が始まるまでの管理を適切に行い、病気の蔓延を防いでほしい」と講評しました。
 JAちちぶ蒟蒻部会では、生産者11人が「みやままさり」や「あかぎおおだま」などを栽培します。3年かけて育てたイモを11月に収穫し、地元の加工会社に納めます。昨年は生玉で約18トン出荷しました。