令和元年度埼玉県特産物共進会表彰式
埼玉県西北部特産協会は、令和2年2月26日、県秩父農林振興センターで、「令和元年度埼玉県特産物共進会表彰式(こんにゃくの部・製茶の部・茶園の部)」を開き、生産者や関係者ら24人が出席しました。
2019年度内に審査した「こんにゃくの部」、「製茶の部」、「茶園の部」の受賞者を発表し、表彰しました。
最高順位の県知事賞には、秩父市の冨田幸夫さん(前列右)(こんにゃくの部)、横瀬町の浅見文昭さん(前列中央)(製茶の部、茶園の部)が輝きました。
「こんにゃくの部」の審査長を務めた、同センターの新井一仁農業支援部長は「生産者の長年の技術と努力により、目まぐるしく変化する天候の中でも生育は良好だった。肥培管理や病害虫防除が適切に行われた結果だ。引き続き生産の維持、発展に励んでいただきたい」と話しました。
「製茶の部」、「茶園の部」の審査長を務めた、県茶業研究所の武末秀樹所長は、「今年度は茶樹にとって厳しい気象条件だったが、優れた茶が数多く出品された。圃場(ほじょう)は傾斜であるなど山間地特有の厳しい立地条件だが、生産者が丹精込めて大切に管理をされてきたことが茶園をみて伝わってきた」と話しました。
県西北部地域は、山沿い地帯の立地条件を活かし、「こんにゃく」「茶」などの特産作物の振興に取り組みます。