令和元年度埼玉県特産物共進会(製茶の部)

埼玉県西北部特産協会は、7月17日、県秩父農林振興センターにて、「令和元年度埼玉県特産物共進会(製茶の部)」を開きました。県西北部管内から18人・18点の製茶(品種:やぶきた・さやまかおり)が出品されました。総合的な審査の結果、最高順位の県知事賞には、横瀬町の浅見文昭さん(品種:やぶきた)が輝きました。

当日は茶の清涼感のある香りに包まれた中、県茶業研究所職員や県秩父農林振興センター職員、JAちちぶ職員ら8人が審査しました。官能審査により、外観の他、水色や香気、味など内質について200点満点で採点しました。

同協会管内は、中山間地域に位置し、その茶園の多くは、山の斜面を利用して栽培します。気候の寒暖差が大きく、山間地特有の香り高く、渋みのある良質な茶ができます。

山の斜面で栽培することで、1つの圃場(ほじょう)での収量は多くありませんが、害虫の天敵となる益虫が潜んでいるため、農薬をほぼ使わずに栽培できます。

次点以降の褒賞(ほうしょう)は、次のとおりです。県秩父農林振興センター所長賞に横瀬町の浅見与助さん(品種:やぶきた)。県茶業協会長賞に横瀬町の浅見武宏さん(品種:やぶきた)。

 

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