令和3年度 春期「白繭」出荷
令和3年6月17日、JAちちぶ養蚕部会は同JA秩父西ふれあいプラザ敷地内で、春蚕期白繭の選繭と出荷を行いました。作業には同部会員と県秩父農林振興センター、NOSAI埼玉、JA職員らが参加し、5戸の農家が約610㌔を出荷しました。
出荷した白繭はJA埼玉ひびきの金屋飼育所にて3齢まで育てた蚕を、各農家に配蚕し育てました。春蚕期の蚕は与える桑の質が良いため、一年で一番大きくなりやすいのが特徴です。同部会の瀬能紀夫部会長は「遅霜や高温など、気象の変化による悪影響が心配されたが大きな問題はなく、光沢のある色の良い繭が出荷できた」と話しました。
秩父地域は古くから養蚕が盛んで、現在も重要な作目として位置づけられます。
同部会の令和3年度「白繭」は、春蚕期、夏蚕期、晩秋蚕期、晩々秋蚕期の4回の出荷を予定しています。