初「ウィークエンド農業塾」、新規就農者増大への取り組み
JAちちぶは、4月10日、JA営農経済部2階にて、初の試みとして、「ウィークエンド農業塾」を開き、塾生16人、JA職員、県秩父農林振興センター職員、市職員など10人が出席しました。
同塾は、定年などで、新たに農業に取り組みたい人などを対象に、1年間、毎月第2日曜日に開きます。月1度の講習のほか、JA職員などが塾生の各圃場へ訪問し、管理状況の確認や対策についてサポートします。JA各部会での研修会や講習会などへの参加も補助します。
秩父地域での耕作放棄地の発生の抑制や減少、農業従事者の増大を図ります。
宮澤勝男組合長は「家庭菜園から専業農家まで幅広く農業の振興に繋げたい。自分で野菜を作り、食の安全安心を実感してもらい、直売所や市場へ出荷してほしい」などと話しました。
初日は、同JA営農経済部特別嘱託職員の清川完司さんが、野菜が良く育つ土づくりや施肥、農薬の安全な使用の基礎について、資料を基に説明しました。
塾生からは「定年を控えて、初めて本格的に農業をする。基礎をしっかり学び、直売所などに出荷したい。保育の仕事をしているが、食の安全について学びたい。」などの声がありました。
次回は、5月8日に病害・害虫の効果的な防除などについて、講習を開く予定です。