剪定講習会で柿の安定生産を
皆野町柿生産組合は、令和2年2月13日、皆野町三沢地区の圃場で、柿の剪定講習会を開き、生産者、県秩父農林振興センター職員、JA職員ら13人が参加しました。
同組合には14戸の柿生産者が所属します。町や商工会、JAらと一体となり、同町の柿安定生産のため、毎年定期的に剪定講習会を開きます。
同組合の鈴木茂組合長は「今日の講習が秋の大収穫となるように勉強してもらいたい」と話します。
当日は、JA営農経済部特別嘱託の清川完司さんが講師となり、剪定の指導のほか、年間の病害虫の防除について説明しました。
ポイントとして、日照条件の改善の為に、樹の上部から下部まで重なる枝を少なくする。主枝または主枝候補を残した剪定。粗皮削りなど病害虫防除の徹底などを説明しました。毎年の収量の安定確保を目指します。
講習をうけた生産者は、「適切な剪定作業を行い、毎年の安定生産につなげたい」と意気込みます。