加工用ニンニク出荷好調!
JAちちぶは、平成30年5月21日から6月8日までに9回、JA営農経済部敷地内で、秩父地域で契約栽培したニンニクの出荷作業を行ないます。
良質なニンニクが多く出荷され、 出荷者からは「良いニンニクが収穫できた。今年度も栽培面積を増やして挑戦する」と笑みがこぼれました。
ニンニクは、昨年の10月中旬に植付けをし、出荷前日に収穫したものを出荷します。加工用ニンニクとして全量出荷し、契約先の業者が全て買取るため、安定した収入にも繋がります。
JA全農さいたま青果ステーションからの委託で、平成28年から継続して栽培。品種は、香りが強く、原種に近い嘉定種(かていしゅ)です。昨年度の出荷量は、12軒の農家が約54aで栽培し、約5t出荷しました。
今年度は、昨年10月中旬から17軒の農家が約1.4haで栽培したものを出荷します。中には遊休農地を借り、栽培する農家もいるため、耕作放棄地や遊休農地の解消にも繋がっています。
栽培する嘉定種は、地域の気候や地質に適していることから、多くの良質なニンニクが栽培されます。
契約農家らは、事前にJAと全農が昨年8月に開いた、栽培講習会で、有機物を施用した土壌改良、排水対策、種球の選抜や消毒、植え付けや栽培管理などについて、詳しく説明を受けています。
栽培状況が良いことから、引き続き今年度も契約栽培を行なう予定です。