吉田よいとこ祭で和牛やカボスを販売!
JAちちぶ営農経済部・カボス部会・女性部吉田支部・吉田支店は、平成29年11月5日、秩父市吉田取方総合運動公園で開かれた「吉田よいとこ祭2017」に参加しました。
営農経済部は、県産黒毛和牛の鉄板焼きを販売しました。
県産黒毛和牛のおいしさを多くの人に知ってもらうため、サシが霜降り状に入ったサーロイン150gを200枚用意。JA職員が熱した鉄板で焼き、1枚1000円で販売しました。
鉄板焼きは好評で、午前10時の販売開始直後から行列ができ、午前中に完売しました。
購入した和牛は、近くに用意したテーブルで食べる人や持ち帰る人と様々です。
食べた来場客は「脂に甘味があり、何もつけなくてもおいしい。県産和牛を食べられる機会はほとんどないので、よく味わって食べた。また食べたい」と笑顔で話しました。
JAちちぶカボス部会は、部会員8人が参加。観光客や地域住人で賑わう中、「ちちぶ菜漬けのカボスがけ」の試食や「カボス水」の試飲を勧め、「秩父かぼす」のPR販売をしました。用意した秩父かぼすは好評だったことから完売しました。
購入者は「漬物にカボスが合うのには驚いた。カボスが秩父の特産だとは知らなかった。帰ったら焼き魚にかけて楽しむ」と話しました。
同部会で栽培するカボスは、「秩父かぼす」として、出荷先から香りや味が良いと好評です。
平成26年には、関東の大手食品スーパーマーケットの「ベルク」にて、試験的に「秩父かぼす」を販売しました。購入者から好評だったことから、平成27年から本格的に販売をしています。
秩父かぼすは、9月から出荷が始まり11月中旬から12月までは「ゴールデンカボス」として、黄色いカボスを「ゴールデンカボス」として出荷します。
地域のカボスとしては、県産ブランド推進品目にもなっています。
JAちちぶ女性部吉田支部と同JA吉田支店は、秩父地域の郷土料理「たらし焼き」と「けんちん汁」を販売しました。
支部員やJA職員ら12人が参加。観光客や地元住民らで賑わう中、「たらし焼き」はその場で焼いて作り、3枚200円で販売しました。
購入者からは「作りたてでとてもおいしい。懐かしい味だ。身体が温まる」と好評で完売しました。
「たらし焼き」は同地域を中心に、菓子があまりなかった頃、農作業の合間や、おやつに食べた郷土料理です。小麦粉に味噌、細かくきざんだニンジンやちちぶ菜漬け、卵を加えて水で溶き、こんがりと両面を焼いたものです。家庭により入れるものは多少変わります。生地をたらして焼くことから「たらし焼き」と呼ばれるようになったと言われています。
同イベントは、新たな吉田地域の良さを確認できる地域主体の祭として、同地域の魅力を発信します。
寄せ太鼓・町会の出演による郷土芸能や、山村の味コーナーでの特産品直売、グラウンドゴルフ大会、広場でのミニ電車など子どもから高齢者まで楽しめます。