吉田小学校稲刈り体験

 秩父市立吉田小学校は令和6年10月4日、「カブトエビ米」の稲刈り体験教室を開き、5年生28人が参加しました。
 児童らは、地域の農家が組織する「ホウネンエビを守る会」から作業の手順や鎌の安全な使い方の説明を受け、昔ながらの稲刈りや稲架掛けなどの作業を体験しました。
 稲刈りが初めてという児童が多く、体験を終えた児童は「普段あまり考えない農家の大変さがわかり、勉強になった。やってみると、けっこう大変」と感想を話しました。
 稲は6月3日に児童が手植えしたものです。収穫後は農家が脱穀・精米して、児童が調理実習に使う。自分たちで作ったものを調理し食べる取り組みを通じ、食べものの大切さを学びます。
 「カブトエビ米」は水田にカブトエビを生息させ、無農薬でも雑草が生えない環境を作る「カブトエビ農法」により作られた米です。水田にカブトエビがいることは、無農薬・減農薬で栽培を行っている指標の一つになります。