埼玉県特産物共進会こんにゃくの部 生産物審査

県西北部特産協会は、令和元年10月30日、2019年度埼玉県特産物共進会(こんにゃくの部)生産物審査を開きました。秩父全域から第1次審査で選抜した6圃場から「生子(きご)の部」「多収穫の部」を審査しました。
結果は、2月に最高順位の県知事賞などを表彰します。
県秩父農林振興センターの新井一仁農業支援部長が審査長となり、JAちちぶ職員や県職員ら9人が審査し、各圃場で3ヶ所掘り起して形状や病虫害の発生、収量見込みなどを総合的に採点しました。
参加資格は県内コンニャク生産者であり、5アール以上の面積で栽培する者です。
台風の影響が心配されましたが、例年通り良質なコンニャクイモが栽培されています。
同共進会は、生産者個々の栽培技術や品質の向上。生産意欲を増進し、安定した経営の確立により、地域特産作物の振興発展を図ることを目的に毎年開いています。
コンニャクイモは、11月上旬から中旬に本格的に収穫し、JAの各直売所などに出荷されます。
こんにゃくの栽培は中山間地域の同地域に適しており、古くから栽培が盛んで良質なものを生産しています。同地域の特産品の一つで、県産ブランドでもあります。