塾生がプロの圃場を確認
JAちちぶ「ウィークエンド農業塾」は、平成29年5月9日、秩父市荒川の同JA園芸部会員の新井茄子指導部長の圃場にて、同部会が開いた「夏秋ナス植付け講習会」に参加し、良質なナスの栽培を目指します。
塾生6人は、同部会員や同JA職員、県秩父農林振興センター職員らから、ナス農家の圃場を確認しながら、基礎からプロの定植や栽培管理技術まで、質問をしながら、多くのことを学びました。
新井指導部長の協力により、圃場では、実際にナス苗を手に取り、定植作業の体験も行いました。
JA特別嘱託職員の清川さんからは、定植時の注意点。初期のナス管理のポイントについて、圃場や定植したナス苗を基に説明がありました。
参加した塾生からは「プロの定植技術が学べて良かった。定植前の灌水や栽培管理の大切さがよくわかった。自分の圃場で実践して、良質なナスを栽培したい」などと意気込みの声が上がりました。
同塾は、今年の4月9日から、JAで昨年に続き開塾しています。同地域での耕作放棄地の発生の抑制や減少、農業従事者の増大を図り、家庭菜園から専業農家まで幅広く農業の振興に繋げることを目的とします。
第2期塾生として、13人が参加。1年間、毎月第2日曜日に同塾を開きます。月1度の講習のほか、JA職員らが塾生の各圃場へ訪問し、管理状況の確認や対策についてサポートします。希望者には、JA各部会での研修会や講習会などへの参加も補助します。