夏秋茄子共進会
JAちちぶ園芸部会は令和6年10月8日、夏秋茄子の立毛共進会を開き、最高位の優等賞には、新井睦さん(秩父市)が選ばれました。
同部会茄子指導部や生産者、県秩父農林振興センター、JA職員ら16人が、部会員11軒の圃場を巡回。樹の生育状況や病害虫の発生、圃場管理などについて採点しました。
圃場では夏期の酷暑や少雨で根の活動の低下が生じ、樹勢の低下がみられました。一部で病気の発生もあったことから、JA営農指導課の清川完司職員は「整枝摘葉を適期に行い、樹への負担を減らしてほしい」と話しました。
振興センターの原田大樹技師は「全体的によく管理されている印象で、技術力の高さを感じた。評価が高かった圃場を参考に、今後の管理に繋げてほしい」と講評しました。
また、巡回後には来作の圃場管理について検討しました。今作同様に厳しい暑さが見込まれることから、樹勢維持のために灌水による対策を行います。
同部会では、栽培したナスをJA全農さいたまブランド「菜色美人(さいしょくびじん)」として東京市場に出荷します。今年の出荷は、11月上旬までの予定です。