夏秋茄子立毛共進会
JAちちぶ園芸部会は令和元年10月8日、夏秋茄子立毛共進会を開きました。秩父地域全域から選抜した10戸の圃場を対象に審査しました。
同部会員や県秩父農林振興センター職員、JA職員ら17人が審査しました。各圃場を巡回して、管理状況や生育状況、病害虫などを総合的に採点しました。
順位は、今回の立毛の部審査と合わせて、10月末時点での作付面積、収量、販売金額などを総合して決めます。
新井正夫部会長は「生産者が丹精込めて栽培したナスを良く見て審査してもらいたい。今日は生産者同士、技術と情報の共有をしてこれからに活かしてもらいたい」と話しました。
同部会の主力農産物の一つであるナスは、2008年よりJA全農さいたまブランドの「菜色美人(さいしょくびじん)」として東京市場に出荷されています。品質の高さや規格の統一性が好評です。毎年、植付け時期の植付け講習会、出荷初期や中間に出荷規格講習会や現地検討会、共進会などを開き、生産者全体の底上げを図っています。
苗の植付けは5月に行い、出荷は6月中旬から始まります。8月~10月上旬に出荷最盛期を迎え、霜が降りる11月中旬まで行なわれます。