大豆農薬空中散布
秩父市農薬空中散布実施協議会は令和4年9月6日、太田地区と尾田蒔地区で栽培する大豆へ農薬の空中散布を行いました。
各地区の営農法人、ヘリコプターオペレーター(埼玉スカイテック)、県秩父農林振興センター、JA職員らが参加。オペレーターが操縦するラジコンヘリ1台が、圃場約20haに農薬の散布をしました。
大豆の葉などを食害するハスモンヨトウや、莢から吸汁して被害を与えるカメムシ類への対策として殺虫剤を散布しました。被害の低減とともに、広範囲に移動するカメムシに対処するため、地区での一斉防除を行いました。
秩父地域で主に栽培する品種は、県在来種の「白光」。白目の大粒・丸形で、地域では味噌や豆腐の原料として使うことが多いです。地域の営農法人や農家が6月下旬に播種したもので、収穫は11月の予定です。
9月末には紫斑病への対策のため、2回目の空中散布を予定しています。