小麦出荷検査 今年も高品質
JAちちぶは、7月9日、JA営農経済部敷地内で、秩父産小麦の出荷検査を行いました。小麦は6月20日頃に収穫後、ライスセンターで乾燥調製したものです。当日はJA営農経済部職員6人が作業しました。
地域では、荒川の水と昼夜の寒暖差が大きい気候を生かした、高品質な小麦が栽培されています。
今回対象となったのは、「農林61号」です。昭和から栽培され続けている品種で、小麦独特の香りが強いです。県の主力品種は「さとのそら」ですが、製粉会社からの需要が高く、秩父地域では現在も主力として栽培されています。
出荷検査はJAで「農産物検査員」の資格を持つ職員が、農産物検査規程に基づき、粒の色や整粒具合、水分含有量などを確認しました。
今年は生育期の少雨や乾燥などの影響で品質、収量などが心配されましたが、検査した8割以上が1等となり、出荷されました。