小麦出荷検査
JAちちぶ営農経済部は令和4年7月13日と14日、JA営農経済部敷地内で、秩父産小麦の出荷検査を職員11人が行いました。経済部が行う今年3回目の検査でした。
農産物検査員の資格を持つ職員が、8戸の生産者が出荷する小麦約12㌧(紙袋・フレコン)を検査。農産物検査規程に基づき、粒の色や整粒具合、水分含有量などを確認しました。
検査対象となったのは「農林61号」。小麦独特の風味と旨味が特徴で、うどんやまんじゅう等への加工に向きます。県の主力品種は「さとのそら」ですが、製粉会社からの需要が高く、県北地域では現在でも主力として栽培されています。
今年の収量は平年並みとなりましたが、病害虫の発生は無く、質の良い小麦が多く出荷されました。
秩父地域では、荒川の水と昼夜の寒暖差が大きい気候を生かした、高品質な小麦が栽培されています。