抑制栽培の「秩父きゅうり」出荷最盛期!

JAちちぶ園芸部会は、抑制栽培の「秩父きゅうり」出荷の最盛期をむかえ、小鹿野町にあるJA小鹿野集出荷所では生産者や関係者らで活気付いています。

抑制栽培の出荷が8月下旬から始まり、9月から10月下旬までピークを迎え、東京青果市場各社へ出荷します。

3月から7月までの半促成栽培の「秩父きゅうり」の出荷量は、天候に恵まれて例年通りでした。後半の抑制栽培では、8月の長雨や曇天による日照不足の影響から出荷量が減ったものの、9月からの天候回復により、良質な「秩父きゅうり」が順調に出荷されています。

出荷者からは「天候も回復し良いキュウリが順調にできている。おいしい秩父きゅうりを多くの人に食べてもらいたい」などの明るい声がありました。

同部会の主力農産物は、キュウリやナス、インゲンで、それぞれ現地検討会や共進会など栽培指導を担当する指導部、市場との交渉や規格の統一化などを担当する販売対策部があり、生産から流通まで部会が行います。主力の一つであるキュウリは、3月から7月まで収穫する半促成栽培。8月から12月上旬まで収穫する抑制栽培の二期作で栽培して出荷します。有機質肥料の施肥などを義務付け、毎年土壌診断を行って施肥設計し、良食味を追及します。「秩父きゅうり」として、県産ブランド推進品目にもなっています。出荷先からは、味や香り、歯ごたえが良いと高く評価されています。

 

良質な秩父きゅうり

良質な秩父きゅうり