抑制栽培キュウリ巡回指導
JAちちぶ園芸部会は令和3年8月24日、抑制栽培の「秩父きゅうり」出荷に向け巡回指導を行いました。同部会指導部員、種苗会社、県秩父農林振興センター、JA職員ら8人が圃場5戸を巡回しました。
巡回指導では、各圃場でのキュウリの生育状況や病害虫の有無を確認。降雨や曇天が続く等の影響で、褐斑病やうどんこ病の発生が若干みられ、使う農薬の種類や管理の仕方など対処法が伝えられました。キュウリは栽培管理により収量が大きく変わる品目のため、問題がある場合は早期に対処することを呼びかけました。
同部会の新井正夫部会長は挨拶で「今年も極端に気候が変動するが去年の様子ともまた違い、栽培管理が難しい年が続く。巡回のなかで気づいたことを、今後の指導に役立てててほしい」などと話しました。
同部会の主要農産物の一つである「秩父きゅうり」は、7月まで収穫する半促成栽培と12月上旬まで収穫する抑制栽培の二期作で栽培されます。収穫を早くする促成栽培と遅くする抑制栽培を組み合わせることで、長期間の安定した出荷が可能となります。