抑制胡瓜立毛共進会 優等賞に小鹿野町の守屋善雄さん

JAちちぶ園芸部会は、10月1日、令和元年度抑制胡瓜立毛共進会を開き、生産者の栽培技術や品質、意識の向上を図りました。秩父地域内で選抜した14戸の圃場を審査し、小鹿野町の守屋善雄さんが最高位の優等賞に輝きました。
部会員や県秩父農林振興センター職員、種苗会社、同JA職員ら17人が審査員として出席し、生育状況や管理状況、病害虫、収量見込みなどを総合的に審査しました。
新井正夫部会長は「今年は気候の変動が激しく、管理にとても苦労している。今日は審査とともに、情報や技術を共有して、それを地域にひろげてもらいたい」と話しました。
午後には、同JA小鹿野集出荷所で、同部会生産者を対象にした講習会を開き、約30人が参加しました。センターや種苗会社からは、審査圃場の講評とともに、今後の栽培管理について資料を基に説明がありました。
同部会の主力農産物の一つであるキュウリは、「秩父きゅうり」として、県産ブランド推進品目となっています。2月から7月まで栽培する半促成栽培と8月から12月まで栽培する抑制栽培の二期作で栽培します。