春期繭出荷

 JAちちぶ養蚕部会は令和6年6月16日、秩父西ふれあいプラザ敷地内で、春蚕期繭の選繭と出荷を行いました。部会員や県秩父農林振興センター、NOSAI埼玉職員らが参加しました。
 2戸の生産者が出荷した繭約160キロを選繭台に広げ、複数人で繭を選別しました。作業に参加した部会員の瀬能紀夫さん(84)は「エサとなる桑の状態がとても良く、繭が大きく育った」と話しました。
 出荷を終えて、久米悠平部会長は「最初の出荷を無事にできてほっとしている。養蚕は伝統産業なので、長く残していきたいと思っている」と話しました。
 繭は生糸生産のため、長野県下諏訪町の松澤製糸所に持ち込みました。