晩々秋期「白繭」出荷
JAちちぶ養蚕部会は令和4年10月18日、JA秩父西ふれあいプラザ内の出荷所で、晩々秋期の繭の選繭と出荷を行いました。3戸の農家が約300㌔を出荷し、作業には部会員と県秩父農林振興センター、NOSAI埼玉職員、JA役職員らが参加しました。
出荷した白繭は、長野県の蚕種製造社で3齢まで飼育した蚕を、各養蚕農家へ配蚕し育てたものです。今期も晩秋期に続き、一部に膿病の発生がありました。
瀨能紀夫部会長は「気象条件の悪さや病気の発生が重なり、大変な蚕期となった。蚕質や道具の消毒を徹底し、来年からの養蚕に備えたい」と話しました。
年内の蚕期を終え、部会は12月4日に、秩父神社で「養蚕倍盛祈願祭(蚕糸祭)」を執り行ないます。繭や地域の農産物などを大神様に奉献し、一年間の恵みに感謝します。