晩秋期「白繭」出荷

 JAちちぶ養蚕部会は令和3年10月5日、JA秩父西ふれあいプラザ内の出荷所で晩秋期(ばんしゅうき)の繭の選繭(せんけん)と出荷を行い、部会員や県秩父農林振興センター、NOSAI埼玉職員、JA役職員らが参加しました。
 5戸の農家が晩秋期に飼育した388㌔の「白繭」を選繭し、製糸業者へ出荷しました。出荷した繭はJA埼玉ひびきの金屋飼育所で共同飼育し、9月9日に各農家へ配蚕して育てたものです。
 同部会の瀨能紀夫部会長は「去年と比べて増産でき、何より嬉しい。晩々秋期は気温の高さにより蚕の上蔟(じょうぞく)も早まり、出荷時期も多少早まるだろう」と話しました。
 同部会では今年度4回の出荷を計画していて、今期最終となる晩々秋期の白繭出荷は10月中旬の予定となります。