晩秋期「白繭」出荷
JAちちぶ養蚕部会は令和4年10月6日、JA秩父西ふれあいプラザ内の出荷所で、晩秋期の繭の選繭と出荷を行いました。3戸の農家が約147㌔を出荷し、作業には部会員と県秩父農林振興センター、NOSAI埼玉職員、JA役職員らが参加しました。
出荷した白繭は、JA甘楽富岡小野稚蚕人工飼料育センター(群馬県)で3齢まで育てた蚕を、各養蚕農家へ配蚕し育てたものです。今期は、猛暑や急激な気温の変化などの影響で、一部に膿病の発生がありました。
部会の瀨能紀夫部会長は「来期の出荷で一年の終わりを迎える。年間を通し、健康で養蚕ができたことに感謝したい」と話しました。
部会では、今期最終となる晩々秋期の白繭出荷を10月中旬に予定しています。気温の低い日が続いたため蚕の上蔟(じょうぞく)の時期に影響し、出荷が例年より少し遅くなる見込みです。