柚子胡椒用の柚子の皮むき作業 12月に最盛期
(株)ちちぶ観光機構龍勢の町よしだでは、秩父産の農産物を使った加工品づくりを行っていますが、12月中旬に柚子胡椒の原料となる柚子の皮むき作業が最盛期を迎えました。
原料となる柚子は、例年、秩父郡市内の農家から仕入れていますが、柚子が不作で農家から入荷しないため、実のなっている木を探して職員が収穫作業を行い、原料の確保をしました。
柚子は機械で皮をむき、冷凍保管します。この時期に1年分の柚子の皮を加工して、商品の原料として利用します。
製造のきっかけは、猿が柚子を越冬のエサにすることから、対策として県秩父農林振興センターが提案。また、消費拡大のため2011年から製造を始めました。唐辛子と塩のバランスが良く辛すぎず、みじん切りした柚子皮の食感と香りが良いと、道の駅龍勢会館の人気商品となっています。
道の駅の販売スペースでは、柚子胡椒を使ったレシピの配布も行っています。