横瀬町の寺坂棚田「つなぐ棚田遺産」に認定

 横瀬町の寺坂棚田が、農林水産省が選定する「つなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ~」に選ばれました。省が棚田地域の振興に関する取組を評価するもので、埼玉県からは唯一の認定となりました。
 令和4年3月25日に同町役場で認定証授与式が行われ、富田能成町長から寺坂棚田保存会の町田修一会長へ認定証が手渡されました。
 寺坂棚田では、地元農家が中心となり、地域の生徒やオーナーによる農業体験交流や景観を生かしたイベントを行っています。都心に近いという立地条件を生かし、体験や風景を観光資源とすることで、地域の活性化や経済活層へ貢献しています。
 富田町長は認定にあたり「都市部に近いながらもあの景観が維持され、田圃として機能しているのはすごいこと。認定を受け、町としても棚田を守らなければと、強く感じている。これからも保存会の皆様と協力していきたい」と挨拶しました。