次代主力ブドウの検討会
秩父ぶどう組合連絡協議会は令和5年9月15日、埼玉県秩父農林振興センターでブドウの品種検討会を開きました。会員がブドウを持ち寄り、栽培方法や品質について意見交換することで、次代の主力品種を検討することを目的とします。会員と振興センター、JA職員ら24人が参加しました。
9人の会員が22点、17品種のブドウを出品。会員が園で栽培するブドウのほか、有名品種を掛け合わせたものや、県外の主力品種も持ち込まれました。会員は写真撮影や試食を行いながら、品種ごとの管理方法や味の確認をしました。
協議会の新井範会長は「今後秩父で高付加価値を生む品種を見定めることで、より良い生産活動を進められるようにという想いで企画した。集まった品種を検討し、10年後20年後の活動の目安にしてほしい」とあいさつしました。
秩父地域でのブドウの生育は、地域内での標高差などの影響により、同一品種であっても農園によって収穫期間に幅があり、観光農園地域にとっては好条件です。ブドウ狩りは10月中まで楽しめ、販売は11月中旬まで続きます。