次代主力ブドウの検討会
秩父ぶどう組合連絡協議会は令和6年9月10日、埼玉県秩父農林振興センターでブドウの品種検討会を開きました。会員がブドウを持ち寄り、栽培方法や品質について意見交換することで、次代の主力品種を検討します。会員や振興センター、JA職員ら22人が参加しました。
8人の会員が24点、18品種のブドウを出品。会員が園で栽培するブドウのほか、有名品種を掛け合わせたものや、県外の主力品種も持ち込まれました。会員は写真撮影や試食を行いながら、品種ごとの管理方法や食味の確認をしました。
振興センターの戸井田幸夫所長は「秩父地域のブドウの進歩、経営にとって有利になる品種について検討できる貴重な機会。食味や房の形、管理の方法などを確認して、今後の導入可能性を検討してほしい」と話しました。
秩父地域でのブドウの生育は、地域内での標高差などの影響により、同一品種であっても農園によって収穫期間に幅があり、観光農園地域にとっては好条件。ブドウ狩りは10月中まで楽しめ、販売は11月中旬まで続きます。