水稲農薬空中散布
秩父市農薬空中散布実施協議会は令和4年7月5日、太田地区、蒔田地区、田村地区、小柱地区、伊古田地区の5地区にて、水稲への農薬空中散布を行いました。
協議会員やヘリコプターオペレーター(埼玉スカイテック)、市、県秩父農林振興センター、NOSAI埼玉、全農さいたま、JAちちぶ職員らが参加。事務局より農薬の取扱いや飛散防止の注意事項の説明があった後、オペレーターの操縦するラジコンヘリ4台が水田約60haに農薬の散布をしました。
薬剤はカメムシ類などへの殺虫剤と、紋枯病やいもち病などへの殺菌剤を混合したものを使用。空中散布を地域一斉に行うことで、広域的な適時防除が可能となります。また広範囲に一度に農薬散布することで、作業の時間短縮、少人数化にもつながります。
秩父地域で主に栽培されている品種は「彩のきずな」や「キヌヒカリ」。荒川の清らかな水と昼夜の寒暖差が高い気候により、甘味のあるおいしい米が栽培されます。
8月上旬には2回目の空中散布を行う予定です。