水稲農薬空中散布

秩父市農薬空中散布実施協議会は、7月10日、空も薄暗い早朝に、太田地区、蒔田地区、田村地区、小柱地区、伊古田地区の5地区にて、水稲へ農薬の空中散布を行いました。

同協議会員やJAちちぶ職員、市職員、NOSAI埼玉職員、全農さいたま職員、ヘリコプターオペレーター(埼玉スカイテック)らが参加しました。オペレーターの操縦するラジコンヘリ5台が低空飛行で、水田約60haに農薬の散布をしました。

空中散布を地域一斉に取り組む事で、広域的な適時防除が可能となります。また、広範囲に一気に農薬散布が出来ることで、作業時間の短縮にもつながります。

薬剤は、ウンカ類やヨコバイ類、カメムシ類などへの殺虫剤と紋枯病やいもち病などへの殺菌剤を混合したものです。

秩父地域で主に栽培されている品種は、彩のきずなやキヌヒカリです。荒川の清らかな水と昼夜の寒暖差が高い気候により、甘味のあるおいしい米が栽培されます。8月下旬には2回目の空中散布を行う予定です。

 

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