特産農産物の果汁で「わたあめ」
小鹿野町にある、株式会社大平戸農園は、果汁を使ってわたあめを作るわたあめ機を作りました。
同社は、各地域で生産されている果実を原材料に、ジャムやジュース、ペーストなどに加工して販売します。
大谷さんは、加工品には、ジャムやジュースなどが多く、農産加工品のイメージが固定化しています。他に何かないかと考え、果汁を使ったわたあめの機械を作りました。機械は、日本に今までに無いことから、海外から取り寄せ、日本製のパーツを使い、果汁を使って作れるように加工しました。
原料のアメは、同社で果実を搾汁し、ジュースにします。ジュースを協力会社に依頼し、アメに加工します。
わたあめは、果汁が用意できればでき、各地域の特産農産物を使い、オリジナルのワタアメが作れます。(作ったアメは、そのままでも食べられます。)
平成28年10月に行われた、秩父地域のイベントにも参加し、初めてわたあめの販売をしました。秩父産のイチゴ・ブルーベリー・ブドウを使い、子供から高齢者まで、行列ができるほど好評でした。
機械は、1日5千円でレンタルもします。アメの原料は、同社で用意したものか、持込んだもの(原材料10kgから)を加工します。問い合わせは、同社℡0494‐79‐0818。