皆野町特産農産物「畑わさび」の試食PR!

皆野町役場とJAちちぶは、平成30年4月15日、皆野町、道の駅みなの敷地内、JA皆野農産物直売所で、道の駅利用者らに同町特産農産物「畑わさび」の試食とレシピの配布をしてPRしました。

町の「ふるさとの味の伝承士」である女性農業者の新井さんと阿左美さんが調理した「しょうゆ漬け」と「粕漬け」をJA職員や町役場職員らと振る舞ってPRしました。前日、生産者に当日は多く出荷するように促した「畑わさび」は、相乗効果により数時間で売り切れました。

 

試食をした道の駅利用者は「ワサビの風味がツンときて美味しい。もらったレシピをもとに調理してみる。おにぎりの具や酒のつまみに良く合いそうだ」と笑顔で買求めました。

 

「水わさび」と「畑わさび」は同じ植物ですが栽培地で区分されます。「畑わさび」は、畑や林間で栽培され、主に花や葉、茎を食用にします。直射日光が少なく、夏涼しい山間部が適地とされ、地域での栽培に適しています。町からは、特産農産物として盛り上げるため、「畑わさび」生産者に補助金が交付されます。

今年は、例年より3月からの気温が高かったため、生育が早いです。通常は、花ワサビや葉ワサビとして3月下旬~5月上旬、葉ワサビとして9月中旬~10月中旬の春と秋に収穫されます。日当たりのよい畑では夏期に著しく生育が阻害されるため、5月下旬~9月中旬まで黒い寒冷紗などで遮光します。

JAの丸山課長は「2年前から町の助成を受けて本格的に始め、生産者もだんだん増えてきている。道の駅の目玉の一つにしていきたい」と期待します。

 

しょうゆ漬

しょうゆ漬け

 

粕漬け

粕漬け

 

下ごしらえとしょうゆ漬け(クリックで拡大)

下ごしらえとしょうゆ漬け(クリックで拡大)

 

粕漬け(クリックで拡大)

粕漬け(クリックで拡大)