病虫害防除のために水稲空中散布
秩父市農薬空中散布実施協議会は、平成30年8月2日、空も薄暗い早朝に、太田地区・蒔田地区・田村地区・小柱地区・伊古田地区の5地区にて、水稲へ農薬の空中散布を行いました。
同協議会員やJAちちぶ職員、市職員、NOSAI埼玉職員、ヘリコプターオペレーター(埼玉スカイテック)ら40人が参加。オペレーターの操縦するラジコンヘリ5台が低空飛行で、水田約60haに農薬の散布をしました。
薬剤は、ウンカ類やヨコバイ類、カメムシ類などへの殺虫剤と紋枯病やいもち病などへの殺菌剤を混合したものです。
秩父地域では主に「彩のきずな」や「キヌヒカリ」を栽培しています。気候は、昼夜の寒暖差が高く、甘味のあるおいしいお米が栽培されます。
今年度は気候が暑く、出穂が例年より10日ほど早いが、病害虫による被害はほとんどなく、順調に生育しています。
栽培された米は、9月下旬から10月上旬にかけて収穫される予定です。