直売所のナイスカップル 小室さん夫妻
埼玉県西部のJAちちぶ横瀬農産物直売所「アグリマルシェよこぜ」へ、新鮮な甘いイチゴを出荷するのは、小室さん夫妻です。
同直売所へは、平成29年10月のオープン当初から出荷を続けています。
直売所の山﨑店長は「いつも品質の良いイチゴを出荷してくれ、購入者からも評判が良い」と話します。
横瀬町の清らかな水と澄んだ空気に包まれた「おきうね農園」で、父と母と4人で観光農園を経営しています。
約20a3棟のハウスで、「紅ほっぺ」や「とちおとめ」を主に、秩父地域ではここでしか栽培してない「淡雪」や「かなみひめ」など、珍しい品種を含めた、7種類のイチゴを栽培しています。
高設栽培と土耕栽培を採用し、有機肥料を使い土づくりに力を入れ、化学農薬は極力使わず天敵資材などを積極的に使い、安全・安心なイチゴを栽培しています。
直売所出荷の他に農園では、いちご狩り(5月末頃まで)やバーベキューなどが楽しめ、栽培した農産物を使った、無添加の手作りジェラートも味わえます。
6月末までイチゴの出荷をし、イチゴの他にブルーベリーや栗、柚子、加工品の手作りジャム(無添加)なども出荷しています。
小室さんは「大切に育てたイチゴには、農園のシールを貼ってPRしている。珍しいイチゴも出荷しているので、各品種の解説ポップも今後作る予定だ。」と出荷にも力を入れます。
夫婦円満の秘訣は「良く話し合い、良く笑うこと。あまり喧嘩もしない」と二人は話しました。