秋冬野菜出荷に向けて栽培講習会
JAちちぶは、7月16日から26日までの5日間、秩父郡市内5ヶ所にて、「農産物直売所栽培講習会」を開き、総勢約230人の出荷者が参加しました。同JAの各農産物直売所出荷者にむけて「秋冬野菜の栽培管理」について、JA営農経済部特別嘱託の清川完司さんや県秩父農林振興センター職員、全農職員から詳しく説明がありました。
冬の出荷量減少の対策として、露地栽培が可能なブロッコリーやキャベツの栽培が勧められました。参考資料を基に、栽培ポイントや土壌管理、施肥について説明しました。
また、これからの害虫として、ネキリムシ類やシンクイムシ、カブラハバチ、オオタバコガなどがあげられました。
今年の秩父地域では、オオタバコガが広範囲で発生しています。結球作物では結球内部への食入を開始するので、要注意です。
涼しい時間帯に圃場の見回りをこまめにし、病害虫の早期発見や防除することが重要です。
清川さんは「何を栽培するにしても、始めの土づくりが大切。農薬に関しても、わからない場合は使用前にJAに相談してほしい」などと話しました。