秩父いんげん出荷最盛期

JAちちぶ園芸部会は、「秩父いんげん」の出荷最盛期を迎え、JA小鹿野集出荷所では生産者や関係者らで活気付いています。

今年度は、6月初旬から秩父いんげんの出荷が始まり、後半の抑制栽培の出荷は、9月中旬から10月中旬にピークを迎え、東京青果市場各社へ出荷します。

今年は8月の長雨や曇天の影響から出荷量は、例年に比べて減少しています。下旬から天候の回復もみられ、抑制インゲンの最盛期の出荷は順調です。

出荷者は「天候も回復し、品質の良いインゲンが多くできてきている。おいしい秩父いんげんを食べてもらいたい」と話しました。

同部会の主力農産物は、キュウリ、ナス、インゲンで、栽培指導を担当する指導部、市場との交渉や規格の統一化などを担当する販売対策部があり、生産から流通まで部会が行います。栽培するインゲンの品種は、長期多収で病害にも強く、曲がりの少ない「いちず」です。春まきと抑制の二期作で栽培し、6月から霜の降りる11月中旬まで栽培、出荷されます。厳格な規格の統一と生産履歴記帳、良品質栽培などが「秩父いんげん」として、市場からの信頼と評価を上げています。

 

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