秩父で契約栽培ニンニク豊作
JAちちぶは、平成29年6月1日と5日の2日間、JAちちぶの施設、ライスセンター敷地内で、埼玉県秩父地域で契約栽培したニンニクの集荷作業をしました。
出荷者からは「初めて栽培したが、良いニンニクが多くできた。今年度も栽培に挑戦したい」などと笑顔がこぼれました。
昨年度初の試みで、JA全農さいたま青果ステーションからの委託栽培です。栽培したニンニクは、契約先の業者が提供。品種は、香りが強く、原種に近い嘉定種(かていしゅ)です。12軒の農家が約54aで栽培し、約5tを契約先の業者へ出荷しました。農家の中には、遊休農地を借り、栽培をした人もいます。
嘉定種は、秩父地域の気候や地質に適していたことから、多くの良質なニンニクが出荷されました。
契約農家らは、事前にステーションとJAちちぶが開いた、栽培講習会で、有機物を施用した土壌改良、排水対策、種球の選抜や消毒、植え付けや栽培管理などについて、詳しく説明を受けています。
昨年の10月に植付けをし、今年の5月下旬から6月上旬に収穫をしました。
栽培状況が良かったことから、引き続き今年度も契約栽培をします。昨年度よりも多くの農家が面積を増大して栽培する予定です。