秩父地域の特産品「ちちぶ菜漬」今年も順調に生産

JAちちぶでは、「ちちぶ菜漬」の生産最盛期をむかえ、作業に追われています。

埼玉県秩父地域の代表的な特産物の一つ「しゃくし菜」(正式名称:雪白体菜(せっぱくたいさい))をJA皆野農産物加工センターにて、独自に漬けて加工。「ちちぶ菜漬」として販売しています。今年度は、昨年よりも作柄も良い「しゃくし菜」が出荷され、「ちちぶ菜漬」として平成30年12月1日から発送が始まりました。

 

原料のしゃくし菜は、地域の契約農家が栽培。地元のものを使用することにこだわり、安全・安心な商品を生産しています。

契約栽培農家は、JAが開く講習会にも参加。GAP(農業生産工程管理)に基づき、土壌の作り方から、播種(はしゅ)時期、適正な農薬・肥料の使用時期や量などを守り栽培します。

 

「ちちぶ菜漬」は、主原料が全て県産で、県内で製造、食品添加物を極力使用しないなど、県の品質基準を満たしている加工食品の「ふるさと認証食品」にも認定されています。

そのまま食べてもおいしいが、炒めても良く、チャーハンやまんじゅうのあんなどにも合います。

加工センターでの加工工程は、荒漬け、洗浄、調整、洗浄、水抜き、本漬け、計量、パック詰め、真空包装、熱湯殺菌、冷却、不良品等最終確認の工程を経て出荷します。

 

JA加工担当職員の中畦さんは「生産者も高齢化で減少しているが、管理の徹底により、昨年より1軒あたりの収量は増えた。秩父地域の山間部で育った素朴な味とシャキシャキした食感を多くの人に味わってほしい。」と期待します。

 

「ちちぶ菜漬」は、贈答用としても喜ばれ、2kg2,000円と3kg3,000円(1月初旬まで受付)を年末に用意。500g560円と300g380円は、管内農産物直売所や道の駅、JAのネットショップなどでも随時販売します(各税込価格)。全国各地からの注文にも対応しています(各送料等別途)。

(贈答用は、浅漬けのため期間限定になります)

 

問い合わせ先

同JA営農経済部、℡0494(63)2020。

専用フリーダイヤル0120(37)0015まで。

 

しゃくし菜

しゃくし菜

 

ちちぶ菜漬

ちちぶ菜漬

 

油炒め

油炒め