秩父地域イチゴ農園開園式/なっきぃ1日駅長で秩父の観光農業をPR

秩父観光いちご園開園式

 

JAちちぶいちご部会は、平成29年1月20日、横瀬町の「小松沢レジャー農園」にて、秩父観光いちご園開園式を行いました。

開園式には、同部会員、同JA役員や職員、県秩父農林振興センター職員らが参加。秩父観光農業Oh!園(応援)アンバサダーのアイドルグループ「℃-ute(キュート)」の中島早貴さん(愛称:なっきぃ)を迎え、秩父のイチゴをPRしました。

 

田口賢司部会長は「秩父のイチゴも本格的に始まっている。それぞれの農園で赤く良いイチゴが出来ているので、多くの人に食べてほしい。」と話しました。

宮澤勝男組合長は「秩父地域の三大氷柱も賑わってきている。冬の観光とイチゴ狩りを楽しんでもらいたい」などと話しました。

 

式典後、中島さんは、昨年9月に定植をした「なっきぃ苺」の収穫。同園で、土耕栽培と高設栽培のイチゴ狩りをそれぞれ体験しました。

同地域で栽培した、県産新品種の「埼園い1号」と「埼園い3号」の試食もしました。

中島さんは、「定植したイチゴが美味しく実って良かった。新品種のイチゴはどちらも食感も良く、味が濃くて美味しい。とても甘い。秩父地域の観光農業をこれからも盛り上げていきたい。」などと意気込みを語りました。

 

同部会は、同地域の30農園が部会員として参加。内、23農園が観光農園として開園しています。

各農園では、「やよい姫」「とちおとめ」「紅ほっぺ」「章姫」「かおり野」などを主な品種として、多品種を約6.5ヘクタールで栽培しています。

 

美味しく実った「なっきぃ苺」

美味しく実った「なっきぃ苺」

 

いちご狩りを楽しむ中島さん

いちご狩りを楽しむ中島さん

 

 

1日駅長で秩父の観光農業をPR

 

同部会と秩父観光農林業協会は、西武鉄道株式会社と連携し、同日、西武秩父駅にて、「西武秩父駅1日駅長」のイベントを開きました。

1日駅長には、秩父観光農業Oh!園(応援)アンバサダーのアイドルグループ「℃-ute(キュート)」の中島早貴さん(愛称:なっきぃ)が就任しました。

 

同イベントは、「フルーツ満彩 美味しいちちぶ」プロジェクトの一環として、「SATOYAMA&SATOUMIへ行こう2017」イベントと連携を図り、秩父地域の観光農業をPRすることを目的とします。

 

中島さんは、同駅にて、特急列車レッドアロー号の出迎えや見送りをしたほか、駅前広場でトークショーを開き、秩父地域や観光農業の魅力についてPRしました。

ファンや観光客、地域住人らには、秩父産イチゴ100粒を試食として振る舞いました。

 

イチゴを食べた人からは「甘くてとても美味しい。なっきぃのファンなので来たが、イチゴ狩りにも行ってみたい。秩父地域の冬の魅力を初めて知った」などの声がありました。

 

同地域の観光イチゴ農園では、1月から開園し、遅い農園では6月中旬までイチゴ狩りが楽しめます。昼夜の寒暖の差が大きいため、イチゴに甘味が乗り、初夏になっても味が落ちにくいイチゴができます。

自然に恵まれた環境で、温泉や札所(ふだしょ)などの観光スポットも多く、観光農業に適しています。

冬には、大滝・小鹿野・横瀬地域にある「秩父路三大氷柱」(1月上旬から2月中旬)や長瀞町の宝登山「臘梅(ろうばい)園」(1月下旬から3月上旬)などが見ごろを迎え、賑わいます。

 

1日駅長に就任した中島さん

1日駅長に就任した中島さん

 

トークショーで秩父地域や観光農業の魅力をPRする中島さん(左)

トークショーで秩父地域や観光農業の魅力をPRする中島さん(左)

 

試食で秩父のイチゴをPR

試食で秩父のイチゴをPR

 

レッドアロー号をお見送り

レッドアロー号をお見送り