秩父夜祭でイチゴをPR
JAちちぶいちご部会は、平成28年12月2日(宵宮(よみや))3日(本祭(ほんまつり))に行なわれた「秩父夜祭」の中で、西武秩父駅前ロータリー特設ステージにて、秩父地域おもてなし観光公社が主催する、秩父地域の観光PRイベントに参加。国内外の観光客らで賑わいました。
同部会員やJA職員、県秩父農林振興センター職員、市や町の職員、秩父各地域のゆるキャラなどが参加し、秩父屋台囃子(ちちぶやたいばやし)の太鼓の音が鳴り響く中、同地域のイチゴや各観光地の魅力をPRしました。
2日間、部会員が同地域のイチゴを説明。じゃんけん大会を開き、勝った観光客らにイチゴを配り、おいしさや観光農園としての魅力などをPRしました。
用意したイチゴは、同部会員が約250個の紅ほっぺを提供しました。
イチゴを食べた観光客らは「とてもおいしい。1月に毎年きているので、イチゴ狩りをしたい。」などと話しました。
「秩父夜祭」は、京都の祇園祭、飛騨の高山祭とともに、日本三大曳山(ひきやま)祭りの一つで、毎年多くの観光客で賑わいます。今年は、同祭の屋台行事と神楽(かぐら)がユネスコ無形文化遺産に登録され、2日間で約32万人が訪れました。その観光客らに同地域の観光イチゴの魅力をPRし、リピーターを増やすことを目的とします。
同地域のイチゴは、1月(早い農園は12月から開園)からはじまり、初夏の6月中旬までイチゴ狩りが楽しめます。イチゴは、昼夜の寒暖の差が大きく、夜間の気温が低くなるため、甘味がのります。同地域は、高齢化が進み人口が減る中、イチゴ農園では、多くの観光客が訪れ、若い生産者や担い手も多くいます。
自然に恵まれた環境で、温泉や札所(ふだしょ)などの観光地も多く、観光農園にも適しています。1月下旬ら2月下旬まで、大滝、小鹿野、横瀬地域では、寒さを活かした観光資源として、三大氷柱も楽しめます。